伝説の電気屋さん

どうもお久しぶりです。

こないだ一緒に飲みに行ってくれた人はありがとうございます。

さて先週は先輩の結婚式がありました。そこでの内容は今回は割愛します。

そのときに、わが社で一番仕事ができる人に会うことができました。

その人とは、本社では全く名前は知られてないでしょう。

武蔵野に新入社員から配属されて13年。俺たちが入社したときに実家のある鹿児島の

支店に異動となった電気屋の先輩です。

今までの経歴を調べればわかるだろうけど、すごいです。

武蔵野の電気の大本である「き電所」の改修工事をうちの会社でやってのけた人なんですから。

それ以外でもすんごい工事をされてた方で、初めて会えて感激しました。

いろいろ仕事のことを聞きました。すごいいい考え方をする人でした。泣きそうになりそうでした。

ざっとまとめてみようと思います。


まず、自分の先輩たち全員がのやってきたことはすごいことだ。だけどその知識は何も使えない。

俺たちの仕事は下請さんに指示をして工事を収める仕事だ。うちの会社は、何か問題があれば

下請がいけないとか全部そうやってきた。社宅の改修をなめてるわけじゃないが、下請のせいに

するとかそういうことばっかりやってきたから、未だに社宅の改修とかしか仕事がこないんだ。

下請さんには仕事をやってもらってるってことは忘れてはいけないことだ。

下請さんは誰よりもその仕事を知ってる人だ。メーカーだってその製品を誰よりも知っている。

そういう人たちに仕事をやってもらってるんだから、俺たちは自分が納得するまで下請さんやメーカー

にいろんなことを聞いていかないといけない。先輩の経験よりも今の状況をしっかり考えて

自分で考えなきゃいけない。

先輩の経験をそのままやってるだけじゃその場しのぎでしかない。

わからなければなんでも聞く人は一番すばらしい。

次に悪いのはわからないことをそのままにすること。

次に悪いのは考えないでやってしまうこと。

一番悪いのは質問しても、そんなこともしらないのかって馬鹿にするやつが一番いけない。

現場によってはほとんど立ち会えないこともある。でも今は、どんな状況でもとにかく

考えて聞いて自分で組み立てていかないといけないんだ。

俺のやり方は能率が悪いとか言われるけど、それが一番大事なことだと思ってる。




・・・



あぁ・・・本社はこんなに仕事ができる人をなんで一度も本社に置かずに地方に帰らせちゃうんだろう・・・


酔っ払っている席なのに、説教臭く言うわけでもなく、淡々とそういった話を俺にしてくれました。

ほんの二時間ほどだったけど、俺は酒の席での仕事の話はあんまり好きじゃないけど

本当にいい時間でした。



以上!!